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月刊アニメディア2014年11月号
「ガンダム Gのレコンギスタ」
小形尚弘プロデューサーインタビュー 要約版
――ベルリ、アイーダ、ノレド…本作のキャラクターはとにかく元気。彼らは自分の興味のある方向へ突っ走っていく、元気な若者のようですね?
小形:エネルギーに満ち溢れていますよね。そんなベルリたちの会話は、基本的に話の内容が噛み合っていません。会話が成立しているようで、それぞれ自分の言いたいことを言っているんです。富野由悠季監督らしいセリフまわしですが、それが「G-レコ」世界のキャラクターたちの躍動感になっていると思います。
――言いたいことを言い、やりたいことをやるベルリの行動は痛快だ。彼は第3話で海賊の母艦メガファウナへ向かったが、そこで生まれる新たな人間関係も楽しみ。
小形:富野総監督は今作では“学園もの”を意識していて、さまざまなキャラクターが乗り組むメガファウナでの群像劇でも、“学園もの”の雰囲気を漂わせています。
※インタビューを約1/2に要約しました。元記事をお読みになりたい方は、月刊アニメディア2014年11月号をお求めください。
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月刊ニュータイプ2014年11月号
「ガンダム Gのレコンギスタ」
プロデューサー・小形尚弘インタビュー 要約版
――“子供向け”――それは富野由悠季が「G-レコ」について語るとき、必ず口にする言葉だ。
小形:宮崎駿さんの「風立ちぬ」や高畑勲さんの「かぐや姫の物語」を見たことが大きかったかも。富野さん、「風立ちぬ」が大好きなんですよ。試写会の後、ラストシーンについて泣きながら語り始めたくらいですから(笑)。
ただ、自分も同じようにお爺ちゃんの趣味でやっちゃうと、大人しか見てくれない作品になる。そうしたくはないから、いわば自分に対する枷(かせ)として、“子供向け”を心掛けているようです。「あの2人が過去を描くなら、俺は未来を描きたいんだ」ともおっしゃっていました。
――富野の関心はジブリ作品に留まらず、昨今は韓国ドラマやAKB48について語ることも少なくない。特に今回、AKB48の支持のされ方を強く意識しているとのことだが、その真意についても解説してもらった。
小形:ED曲「Gの閃光」の歌詞が、象徴的かと。これまでの井荻麟先生……富野さんが目指していたのは、阿久悠さんだった。今回はより大衆にウケる曲を作りたいということで、秋元康さんみたいにわかりやすい単語を並べているんです。
「G-レコ」では、とにかくパッと見のわかりやすさを大事にされていますね。実際には3.11(東日本大震災)以降の日本の情勢に対する考え方も入っているんですけど、まずは気張らず、お菓子でも食べながら笑って観ていただけたらと思っています。
Mechanic of G
小形:ファーストガンダム時代の、キャラクター性のあるシルエットというものを強く意識しています。例えば、グリモアは粘りました。最初、ドクロ顔だったんですけど、富野さんが骨とか好きじゃないらしくて。じゃあ、クロスボーンガンダムはどうなの?っていう話もあるんですが(笑)。それで海賊軍のマークも骨じゃないんですよ。
※インタビューを約1/2に要約しました。元記事をお読みになりたい方は、月刊ニュータイプ2014年11月号をお求めください。
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月刊アニメージュ2014年11月号
「ガンダム Gのレコンギスタ」OPテーマ曲「BLAZING」
GARNiDELiAインタビュー 要約版
――富野由悠季監督からは、どのような説明があったのですか?
メイリア:「Gのレコンギスタ」は未来を担う子供たちに向けて作っている作品なので、OPもわかりやすくストレートなものがいいと。そして、ロボットアニメであると同時に人間ドラマでもあるので、人間の感情を表現してほしいと言われました。
toku:音楽的には、聴いていて耳が疲れないようなクラシックの要素を入れてほしいということでした。
メイリア:tokuが声楽をやっていたことを知ってらっしゃって。私の声についても耳に残る声だとおっしゃってくださって、「この二人なら出来ると思います」と。その一言を聞いて「おおーっ」と気持ちが上がりました。
――制作はどのように進めていったのでしょう?
メイリア:歌詞についても楽曲についても、富野監督と1か月以上、やりとりを重ねて作っていきました。
toku:監督と直接やりとりしながらの曲作りというのは今までにない経験で、大変でしたが、やりがいがありました。アルバムが1枚作れるくらいの量の候補曲を書きましたし、「BLAZING」に決まった後も、途中で監督からのリクエストでスローバージョンを作り、もう一度速いバージョンに戻したんです。
メイリア:歌詞も赤ペンで1行1行しっかり添削してくださいました。GARNiDELiAの世界観で詞を書きつつ、富野監督の言葉へのこだわりもたっぷり詰まっています。
――本当に富野監督と二人三脚で作った曲なんですね。詞は主人公のベルリとヒロインのアイーダの出会いがテーマになっていると思いました。
メイリア:そうですね。運命的な出会いの衝撃と、そこから成長を始める少年をテーマに書きました。
toku:事前にシナリオを最終話まで読ませていただいて、ストーリーの結末まで知ったうえで詞や曲を書けたのは大きかったですね。
メイリア:2番以降の歌詞には、最終話までのストーリー展開やベルリの心情の変化が織り込まれているので、ぜひフルコーラスを聴いていただきたいです。
※インタビューを約1/2に要約しました。元記事をお読みになりたい方は、月刊アニメージュ2014年11月号をお求めください。
月刊ニュータイプ2014年11月号
「ガンダム Gのレコンギスタ」OPテーマ曲「BLAZING」
GARNiDELiAインタビュー 要約版
toku:楽曲を作る前に富野由悠季総監督にお会いしたときは、たった一言「いい曲作ってね」だけだったんです。少しでも情報を得ようと、ニュータイプ2014年9月号のロングインタビューを熟読して楽曲作りの参考にしたり(笑)。でも結果的にはこれまでにないほどガッツリと関わっていただき、総監督との共作と呼べるほどの作品になったと思います。
メイリア:歌詞は主人公のベルリとアイーダ、それにG-セルフとの出会いをテーマに書きました。出会いの衝撃だったり、冒険を予感させるような、キラキラ&ワクワクした気持ちを感じてもらえると思います。実は、最初の歌詞は普段のノリで英語詞や難読漢字を多用していたのですが、総監督からは「それだと子供に伝わらない」とバッサリ。得意技を2つとも封印され、途方に暮れました(笑)。でも1か月以上のやりとりの末に、ストレートだけど多様性のある、私だけでは作れなかった歌詞が完成しました。とても新鮮で貴重な体験でしたね。
toku:作曲も作詞に負けず劣らず大変でしたよ。最初はテンポの速い曲を5曲くらい提示したのですが、「もっとスローな曲がいい」となり、ミディアムバラードを作ったら、「やっぱり速いほうがいい」となり(笑)、最終的には総監督が最近クラシック音楽にハマっているというお話もあり、弦楽器で感情の変化や抑揚を表現するなど、クラシック的な要素と速いテンポが融合した、今の楽曲になりました。総監督からもお墨付きをいただき、僕らとしても納得のいく出来になりました。
※インタビューを約1/2に要約しました。元記事をお読みになりたい方は、月刊ニュータイプ2014年11月号をお求めください。
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本帖最后由 ガスト 于 2014-10-8 14:00 编辑 ]