■バンダイ マクロスF 1/72 VF-25F メサイア[アルト機]■
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・VF-25F/ファイター・
マクロスシリーズ最新作「マクロスFRONTIER」より最新鋭可変戦闘機“VF-25”が待望のプラキット化(ポリキャップレス構造
ほぼ完全変形の変形ギミックを内蔵し、バルキリーの特徴であるファイター⇔ガウォーク⇔バトロイドの3形態への変形を再現可能。
機体のボディカラーは形成色で結構細かく分けられており、細かいマーキングなどは付属のデカールで殆ど補えます。
(水転写デカールとテトロンシールの2種類が付属。 デカールシートの作りは両方とも同じ)
変形機構が内蔵されている為、非常に複雑な構造になっていますが
流石バンダイのプラモデルってな感じで非常に組みやすく、パーツの合い具合も問題なし。
ただYAMATOのマクロスシリーズではお馴染みの「主翼ユニットと脚部を固定するロックピン」のような物は無く
ビシっと形状を保持してくれないので(機首回りは問題なし)、少々不安になる時もありました。
(↑画像ロールオーバー)
ファイター時各部ギミック。
ベクターノズル(バトロイド時足)上下開閉。 可変翼可動。
ランディングギアは別パーツになっており、パーツの差し替えで展開状態を再現。
脚部2機のランディングギアユニットカバーの開閉もパーツ差し替えで再現します。
各形態用のアクションベース(別売り)用アタッチメントもそれぞれ付属。
ファイター用アタッチメントはそれに台座パーツを取り付けることで、本体補助用アームとしても使用できます。(↑画像左)
ほぼ完全変形って事で、各形態によって余剰パーツが出ます。
ファイター時手パーツやバトロイド&ガウォーク時シールドアタッチメント、ファイター時ガンポッド固定用アタッチメント など。
手の差し替えはともかく、シールド用アタッチメントやガンポッド用アタッチメントは使わない方向で頑張ってもらいたかったです。
ファイター→ガウォークへ
・VF-25F/ガウォーク・
変形ギミック自体はVF-1に近い構造で、比較的シンプル。 パーツ可動部の一部には金属シャフトを用いて安定性と耐久性を確保。
足首部の伸縮は脚部横のロックピンでしっかりと位置を固定する事ができます。
気になるのは脚の角度。 脚の曲がりっぷりが劇中のイメージよりも若干浅いような?
(↑画像ロールオーバー)
ガウォーク→バトロイドへ
・VF-25F/バトロイド・
劇中のような華奢なプロポーションも見事再現。 ポキっと行きそうで恐い恐い。
本キットの目玉(?)となるボディ部の変形はYF-19のような機首部折り畳み構造。
劇中での変形シーンはあっという間なので、本キットでやっと構造を理解できました。
ボディ部分もしっかりとロックされるので、弄っている最中にパーツが動いてしまうといった心配もありません。
各部可動箇所&各部ギミック。
首:ボールジョイント(基部の変形ギミック用アームを使用すれば可動範囲を広げられます) 頭部レーザー砲:ボールジョイント
胴体:そのままでは可動関節はロックされていますが、胴体のブロックを引き出す事で胴体部にロール可動関節が出現します(可動範囲はほんの気持ち程度)
肩:二重関節(ボールジョイント+横スイング) 上腕:ロール 肘:二重 手首:ボールジョイント
股関節:上下ロール+左右スイング
ジョイントを引き出す事で可動範囲を広げる事ができます。 それでも右↑画像程度が限界。
膝:二重関節 足首:前後左右スイング
左腕シールド内(シールドは両手に装着可能)にナイフを収納可能。
ガウォーク&バトロイド時用オプションハンドは持ち手と平手の2種類が付属。
ガンポッドの展開は劇中通りに差し替え無しで行えます。
ガウォーク時の開脚は↑程度が限界で、思いっきり踏ん張ったポーズなどは難しいです。
やまとマクロスシリーズでは膝関節に横ロールが仕込まれており、股を動かせなくても問題なかったのですが
今キットは股関節のみでの開脚なので限界がどうしても出てきてしまいます。
手首部分のボールジョイントが妙に外れやすいような。
またガンポッドのグリップと握り手との相性が悪いようで、これも結構外れやすくなています。
ここまでの変形ギミックをプラモで再現している事に驚き。
“最新型バルキリーの変形機構を堪能できる” それだけで十分お釣りはくると思います。
また変形ギミックを仕込んで、これだけ動くとは思ってもいませんでした。
確かに一部気になる部分はありましたが、これ以上にガシガシ動かすのはDX超合金版の方に期待しましょう(かなり不安ですが)
強いて言うなら、番組開始当初位に出していてくれれば言う事なしだったのですが・・・。
原文:http://gamu-toys.info/gangu/pura/r3/mf01/mf01.html